購入時にかならずチェックしておきたいポイントその2

今回も引き続き、中古バイク購入時にかならずチェックしておきたいポイントを、車種別で紹介しておきたい。

オフロード車両やアメリカン車両の場合、一般的なロードスポーツとは細かい部分の判断も異なってくる。以下、代表的な車種について述べておこう。

ヤマハ セロー225

最近のアウトドア志向、トレッキングブームにのり、ヒットモデルとなったのがこのセローだ。

市場の需要もタマ数はオフ車としては珍しいほどの好バランスとなっている。平均相場価格はやはり初期型よりセル付きの方力塙く、多少高く
てもセル付きがオススメだ。

チェックポイントといっても、オフ車ということもあり、多少のキズはいたしかたないといえる。特にチェックしたいところは、フロントブレーキのタッチだ。

ブレーキホースにエアが入っていないか、また、前オーナーにもよるが、フロントブレーキパッドの減りが結構早く、パッドの残りは必ずチェックすること。

カワサキ KDX200SR

一般的に草レースと呼ばれる地域的なエンデューロレースの盛り上がりで、最も目立つ機種がこのKDXだ。89年のデビュー以来の高人気で、市場のタマ数も豊富に揃っている。

相場的には倒立フォーク採用の90年以降のモデルはどうしても高いが、どうせならやはり倒立フォークがオススメだ。しかし激しい使われ方
の多い機種であるため、その分商品の程度の見定め力灘しいといえるだろう。

特にといえば、やはりサスのへたり、倒立フォークの作動がスムーズかどうか、またリヤのユニトラックサスも同様にチェッ
ク。エンジンは必ず始動させ、排気煙などで調子を調べよう。

ホンダ AX-1

オンもオフも走れるデュアルパーパスがAX-1の持ち味だカミ夷禦にはシティーコミューター的な使われ方が多いのがこのモデルの特徴。

そのことからも別にワインディングを攻めるわけでもなく、オフをガンガンに走ることもないため、事故車でもない限り比較的商品の程度差
が少ないといえる。

大きな転倒か事故車かどうかなどのチェックポイントは、フロント回りを中心に、特にホイールの歪
みを注意して見ること。

また、常識すぎて意外と見落としがちなのが、ハンドルの曲がりだ。オフ車のハンドル幅でアスファルトでの転倒では、ちょっとしたダ
メージでも曲がりやすいので要チェック。

国産アメリカン車輌

ホンダ レブル

シャレっ気タップリの本格的スタイルや、低速トルクが太く扱いやすいことから人気の高いレブル。

このモデルを選ぶ際にまず気をつけたいのが、85年式はlキヤブ、86年式以降は2キャブと90年には大きくモデルチェンジしてるが、機能面の充実と高級感あふれる造り込みという点から、おススメは89年以降モデル。

外観だけでなく、書類をキチンと見ることが先決といえる。

あり、外観、エンジンともに大きな問題は少ないといえる。

またものによっては前オーナーがマフラーをぬいてたりする場合もあるので要チェックだ。

ただ程度がいい分、それほど乗っていなかったともいえ、セルのかかり具合いなどのバッテリーチェックは重要だ。

中古バイク購入前のチェック事項

中古市場はバイクの価値がそのまま価格につながるという単純なものではない。

人気や状態によって大きく異なってくる。

そこで、その提示されている価落の意味を理解するうえでも、以下のチエックは念入りに行ないたい。ここでは、中古市場において特に注目の車種とその人気の理由、重要なチェックポイント箇所を解説しよう。

ホンダCBR250RR

レプリカスタイルをまとうが、シティーユースからサーキットまでと使い勝手がよく、なおかつハイポテンシャルを誇る極めて完成度の高いモデル。

その高性能から使用範囲は広く、前オーナーは走り屋的な比較的元気のある若いユーザーと考えらる

カワサキZXR250

同クラス中いち早く倒立フロントフォークを採用し、人気の高いZXRもここにきて中古のタマ数もかなり増えてきている。車格があるため立ちゴケなどの可能性が大きいので、カウル両サイドのキズなどをチェック。

もちろん大きな転倒・事故の痕跡がないもチェックし、人によっては走りの激しいレプリカだけに、タイヤやブレーキパッドなどの消耗品をチェックすることも必要だ。

また、新車時においてもエンジンのかかりに難点があることから、実際にセルを回してみて始動性をよく確認すること。同時にバッテリーのチェックも忘れないように。

ホンダVFR400(NC30)

400ccのレプリカタイプでは人気ナンバーワンのモデル。

NC30となってから大きなモデルチェンジもなく、中古車としてみると相場の安定したいい商品といえ、タマ数も豊
富になっている。

その過激な前傾ポジションからもわかるとおり、ツーリングというよりワインデイング走行が多いと考えられるが、比較的上級車クラスのため、大きな事故や転倒の可能性は少ないともいえるだろう。

といって外装だけ確認して安心と決めつけてはいけない。やはりカウルステーとマフラーステーは要チェック。そしてエンジンや足回りの状
態をさらに要チェックする必要がある。

ヤマハ R1-Z

90年、2サイクルのカウルレスモデルとして発売と同時に大きな反響を呼んだが、意外にオーナーの手離れが早く、中古市場のタマ数は豊富。

走り屋のイメージを持ち、さぞかし消耗パーツがたくさんあると思いがちだがやはりオ-ナーの手離れの早さもあって、意外と程度のいいものが多い。

またカウルがないため、たとえ転倒車だとしてもそのダメージが少ないということが、程度の良さにつながっているといえる。そこで要チェックすべき点は、フロントフォークのよじれだ。

このモデルに関していえば、軽い転倒でもフロントフォークがよじれるというケースが多い。

スズキ BANDIT400

カウルレスブームに火を付けたスポーツモデルといえるGSX-Rの素性のいいエンジンを搭載し、その信頼性と流麗な美しいスタイリングで人気は高い。

美しいモデルだけに転倒経験車はくれぐれもさけたいところだ。そこで要チェックポイントとしては、タンクはもちろん転倒時にありえる
ありとあらゆるキズの確認。

ハンドルグリップエンド、ステップ、マフラー、ウインカー、などを念入りに観ることだ。そして、フレームの溶接部のヒビ割れやキズ、フレーム自体の曲がりは特にチェック。

補強はされているものの、パイプだけに転倒のダメージが受けやすいので要注意。

カワサキ GPZ900R

84年に輸出仕様として登場して以来、根強い人気を持つ大排気量の逆輸入車、そしてオーバー750の国内解禁なニンジヤ900。

生産期間も長く市場のタマ数も多め。残念ながら年の国内販売開始を期に平均的な相場価格は下がりぎみ。その中で唯一高人気を得ているのが、このゼファー750だ。

オーバー750だけに前ユーザーは比較的大事に扱っていた中古市場でも品薄の状況が続き、平均相場価格は相変わらないと考えられ、外観程度はよい。

各部の作りはしっかりしていて、極めてオーソドックス。オーナーが現在も多いことから、マフラーのキズやガクスなスタイリングということもあり、各部の細かいキズ・ガタつきは確認しておくべき。

注意したいのがエンジンヘッドからのオイル漏れだ。あとは電装関係は要チェックだ。エンジン部のオイル漏れも注意。

中古バイク購入時の注意!外観でどう選ぶ!?

中古車選びで肝心なのが外観。見た目が良ければすべてよしというわけでもないけど、パッと見た第一印象が悪いと感じたらまずやめた方がいい。

これは経験上、自信をもっていえる。

不思議なもので、第一印象というのは案外無視できないのである。もちろん、外観から品定めをやるには、それなりの予備知識ぐらいはおさえておきたい。

狙っているバイクの新車時の状態を事前に頭にインプットしておくと、中古車選びが楽になる。たとえば、カウルのある部分だけが異様に光っているとか、タンクだけがきれいだったりするバイクは事故車だったりする場合があるから、その辺の見きわめ方でとても役に立つはずだ。

 

綺麗な外観が良いとは限らない


外観がピカピカならそれでいいというのではないのである。要は全体の程度のバランスがとれているかがポイントなのだ。逆に、走行距離は少ないのに、キズやサビが多いバイクも要注意。

偽りがなく、距離数の少ないものでも、前のオーナーの管理状態が悪ければ、それだけ(イクの痛みも早くなる。極端な話、管理状態や乗り方の悪い少走行のものより、管理が行き届いていて、走りにも影響がなければいいのである。

試乗してもそれらを見分ける自信がなければ、できるだけ知らないお店では買わないようにするとか、バイクに詳しい人を同伴することだ。詳しい人間んがいるといないとではバイクショップのスタッフの対応も大きく変わるのである。

 

じっさいに触れてみること


カウルレス車の人気が高まっているとはいえ、レーサーレプリカ車を代表するように、カウリングを装着するバイクの種類は多い。

なんだかんだいってもカウリングがライダーに与える恩恵は大きいのだ。どうせならしっかりしたものを選びたいものである。少々割れていても後で交換すればいい、なんて考えはやめた方がいい。

いくら樹脂でできているとはいえ、交換するとけつこうな出費になることを忘れないでほしい。

少しの割れが、乗っているうちに振動で大きくなり、走行に支障をきたすことだってあるのだ。カウル自体は割れていなくても、カウルとシャシーを止めるステー(取り付け用の金具)が曲がっていたり、固定用のビスやクリップ付近のカウル
にひび割れなんてケースもままある。

よほど年式の古い車で、劣化したものでない限り、転倒などによる事故の後遺症ということも十分に考えられるので、取りつけ部の確認も重要ポイントだ。ただ眺めて見るだけでなく、実際に指で押したりして触れてみること。

面倒かと思うが購入後に思わぬ事故歴・転倒歴が発覚し、後悔しないためにも確認しておきたい部分だ。